水曜日から幼稚園が始まった。同時に私にとっては2月に行われるガムランと幼稚園のお母さんのコラボ企画も本格的に開始だ。
このコラボ企画の経緯なのだが、数ヶ月前に園長から依頼があったことによって始まった。ガムラングループの「ランバンサリ」は幼稚園向け、小学校向けの鑑賞・異文化理解講座をやっているし、私も参加したことがある。でもH幼稚園の方針は既成のものより手作りを好む。しかも幼稚園の伝統(?)としてお母さんも子供以上に楽しむ、というものがあるので、何かランバンサリとお母さんたちがコラボできれる形にしていきたい、と考えた。
そこで、「ガムランとお母さんのコラボ企画」と銘打って、お母さんも便乗して楽しんじゃおう、という企画にした。企画が通り、晴れて準備を開始した。これが先月。
まずは内容。私の中ではこんな思いがあった。
1.まるで新しいものを作るのは時間的に無理。なので、ランバンサリが行っている幼稚園、小学校向きの演目を核として、お母さんたちが参加できるシーン、演目を作る。
2.お母さんの参加はリズム遊びをしながらの歌。そしてボンダンと呼ばれる子どもをあやす踊り。ボンダンは12分くらいの踊り。これを全部習うのはお母さんにとって負担。なので半分の5-6分くらいに短縮する。
3.従来の鑑賞講座ではランバンサリの人にインドネシアの紹介、ガムラン楽器の紹介などをしてもらうのだが、それらをストーリー仕立てにしながらお母さんがナビゲーター役(道化に扮して)適宜に曲と曲をつなげたり、楽器演奏をしている人にインタビューをしたり、全体的に一貫性があるものに仕上げたい。
4.せっかくなので、踊りにもストーリーを持たせたい。H幼稚園ではお母さんたちが演技したり、自己表現の場が多く与えられている。そんな環境を利用して、劇仕立ての場面もほしい。
これに基づいてまずは演目と台本を作った。まず、2部構成にすることにした。前半は鑑賞講座を基盤にして子どもたちにガムランの音を聞いてもらう。2曲目にはお母さんに参加してもらう。お母さんが参加する歌は「ラサ・サヤン」というインドネシア民謡。この歌を知っている人は多いだろうが、ランバンサリでもこの歌を鑑賞講座でよく使う。この「ラサ・サヤン」は日本語の歌詞がいくつかついていて、そのひとつが「川で歌おう」というものだ。ランバンサリはこの歌詞を使っているので、原語とはちょっと違うし、季節がずれているが、これを使うことにする。
後半は劇仕立てにする。長くなるので、この内容は次回にする。
さて、企画はできたけれど、あまり時間がない。年末に参加希望者に集まってもらい、内容を説明した。
懸案だったナビゲーター役の2人に希望者が出て、まずは一安心。台本の読みあわせをする。そして「川で歌おう」の練習。リズム遊びをするのならば、その道具はなるべく自然素材がよいのではないか、という意見が出た。石、どんぐり、豆、等。持ち寄って音を試してみて、少しずつ発展していけばよいな、と思う。この種のプロジェクトはこうしよう、と決めてもそのとおりにいかないことが多いので、なんとなくみなで集まって、試行錯誤をするのが一番だろう。2月にはまだ発展途中だろうけれど、みながその過程を少しでも楽しめたらな、と思う。
おととい2度目の練習をした。「川で歌おう」はまず、歌詞を覚え、そして同時に簡単なリズムを刻む練習をしてみた。踊りは練習あるのみ!
さて、衣装、小道具、メーク、踊りの仕上がり、など不安は残るが、こういうプロジェクト大好きです!お母さんたちにも楽しい体験をしてほしいな。(続く)

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