2009年5月31日 (日)

公演のお知らせです

ガムラングループ・ランバンサリ自主公演「青銅音曲XI

ガドガド・ガムラン 2009

日時:2009年6月7日(日)15:00開演(14:30開場)

場所:日暮里サニーホール

入場料(全席自由):

当日3,500円・前売り3,000円

演奏:ガムラングループ・ランバンサリ

客演:皆川厚一

舞踊:飯島かほる、アユ・イスカンダル阿部

ジャワガムランには青銅製の打楽器や太鼓、胡弓、木琴、琴などの多くの種類の楽器があります。時代とともに、さらに地域や国境を越えてさまざまな楽器がガムランの仲間入りをし、レパートリーも刻々と変化しています。今回は「ガドガド・ガムラン」と題して、おなじみのジャワ・ガムランの古典曲や古典舞踊に加え、楽器をテーマにその多様性を探るコーナー、くろんちょん・ギター等が参加するジャワ歌謡、ガムランと和楽器のための新作をお聞きいただきます。

私はトペン・グヌンサリという古典舞踊を踊ります。トペンとは「仮面」、グヌンサリとはジャワに伝わる史劇「パンジー物語」に登場する王子の名前です。この踊りでは、ジュンゴロ国のラギル・クニンというお姫様に恋焦がれる様子を描いています。ただしジャワの踊りにおいては、恋の対象は登場せず、「恋する心を描写する」という間接的で繊細な手法をとるのが特徴です

今回踊るバージョンは芸術大学で録音した音源に基づいて、幾人かの踊り手が再構成したものです。

| | コメント (1)

2008年11月18日 (火)

トペン(仮面)の美容整形

ジャワ舞踊ではトペンと呼ばれる仮面を使う。もともとは村々から生まれた芸能で、仮面舞踊劇が独立した舞踊となり、今では古典舞踊のレパートリーに含まれる。

それで当然ながら私もトペンを持っているのだが(これはグヌンサリというキャラクター)、10年以上も使い込んできたし、鼻がとてもとがっているので、鼻先がつぶれてしまった(とても軽くてやわらかい木を使っていることも理由のひとつか?)。

基本ほとんど使いっぱなしなので、今日の午前中いっぱいを使って、トペンのメンテをすることとした。

まずは隆鼻術ならぬ、マイケル・マイケルジャクソンのように、つぶれた部分をパテで高くして形を整えてみた。しかし、テクのない私の手にかかると、非常に雑な仕事になってしまった。仕上げにアクリルペイントを塗って、やすりをかけてみたものの、いまいち。明日本番があるので、今日はこのくらいとして、本格的な「手術」はまた後日に行うことにする。写真ではあまり目立たないが、残念ながら現物だと一目瞭然。

その次は金がはげている部分に少しずつ、金粉を乗せていく。これはとても楽しい仕事だ。思わず夢中になってしまった。額と耳の部分にはとても細かい文様が描かれているので、今度は絵の具で塗ってみようと思う。

いつも使いっぱなしだけれど、踊りの衣装や小道具は必要不可欠、しかもひとつひとつが思い入れのあるものだし、少しずつ揃えていったものだ。大切に使わないと罰が当たる。愛着のあるトペンに金粉を塗っていると、これを注文するために作者の元に何度も足を運び、そのせいもあって、良い出来のトペンを譲ってもらえたこと。そしてインドネシアの踊りの学生たちにとっては高価でなかなか手に入れることができないこと。そんなことが次から次にとよみがえってきた。これからも大事に使うので、よろしくね。

Ca390569

| | コメント (0)

2008年7月28日 (月)

踊り三昧の週末

昨日、今日と舞台が続いた。昨日は横須賀で私にとっては近場。都心に行くよりずいぶん楽です。近場といっても鎌倉とずいぶん違う。町には人が多く、商店街も非常に活気がある。この違いはなんだろう。昨日は小編成のギャラリーでのコンサートだったが、ずいぶん熱心に聞いてもらえたので、やりがいがあった。しかも横須賀は公共施設がなかなか充実しているらしい。そして市民の文化活動が盛んだということ。とにかくちょっとカルチャーショック(と良い刺激)を受けた一日だった。演目は仮面舞踊のトペン・グヌンサリだった。

昨日はさっさと帰って寝ようと思い、家路を急いだのだが、家の直前で小さな蛇を発見。息子のKと大盛り上がりで、携帯で写真を撮ったり、たっぷり観察してしまった(しかも今日ランバンサリのFさんに、それはお金が入る兆候だよ、と言われうれしくなった)。昨日の夜はコンピューターのご機嫌もよく、メールをチェックしていたら、オバマ氏のベルリンでの演説がYoutubeで見られるという。早速チェックした。評判どおりのとてもすばらしいスピーチだった。感動して眠れなかった。

そして今日は恒例の献灯会。今年も空模様が怪しくて小雨が降ったが、屋外のステージで行った。昨日、今日と連日踊っているので、体が良く動く。気持ちよく踊れて、楽しかった。Kも連日夜遅いので、一回目を踊ってさっさと帰った。演目は女性舞踊のゴレッ・スリルジュキ。今日は蛇もいず、10時半に無事家に帰り着いた。コンピュータも開くことができ、急いでこれをアップする。

| | コメント (0)

2008年7月25日 (金)

公演のお知らせ

ぎりぎりになってしまいましたが、公演のお知らせです!

日時:7月26日(土)18時~19時

会場:横須賀市文化会館 市民ギャラリー
   「第39回ヨコスカ平和美術展」会場内

入場料:1000円(一般入場可)

演奏:ランバンサリ
舞踊:トペン・グヌンサリ

横須賀市文化会館
〒238-0016 横須賀市深田台50番地
TEL:046-823-2950
FAX:046-823-6547


<京浜急行線>
「横須賀中央駅」西口下車 徒歩10分

<JR横須賀線>
「横須賀駅」下車
税務署経由衣笠方面行き 京浜急行バス乗車10分
「文化会館前」下車 徒歩3分


横須賀市文化会館
http://www.yokosuka-bunka.info/culture/about-bunka.html

そして恒例の献灯会が今年もやってきました

7月27日(日)18時~ 於:沼袋明治寺百観音

演奏:ランバンサリ
舞踊:ゴレッ・スリレジュキ、ガンビョン・パンクール

| | コメント (0)

2008年6月 1日 (日)

ジャワ舞踊体験講座のお知らせ

横浜若葉台にある「かながわ文化センター」で講座を始めてから2年がたちました。少人数で楽しく練習しています。短期間で結果を出すのではなく、長い時間をかけて、ゆっくりと無理のないように体を鍛え、そして舞踊の基本である美しい動きを習得し、そしてそれが日常の所作にも反映するよう、そんなことを目的にしています。

昨年の終わりに完成したばかりの、明るくてきれいなお部屋です。

Pap_0025

お近くに住んでいらっしゃる方、興味のある方、どうぞご参加ください。踊り経験の有無、年齢は関係なくご参加いただけます。

詳しくはここをクリック

日時:6月12日、19日

時間:10:00-11:30

参加費:無料です

お申し込み:045-921-3366080217_022

| | コメント (0)

2007年7月31日 (火)

またまたダイジェストな一週間

ちょっと更新頻度が低くなっています。もう少しがんばって更新しなければ。

さて、またダイジェスト版になってしまうのですが、この一週間の出来事です。

木曜日には仕事の後、Kを引き連れ横浜ズーラシアに行ってきました。初めてです。聞いていたとおり広大な土地にいろいろなエリアがあり、動物たちは比較的のびのびしています。日本の動物園というより、欧米の動物園を思い出させるようなつくりです。全部回るのは大変だけれど、Kはじっくり見るよりも、全動物制覇を目指す性格のようです。広大な敷地内を汗かきながら(非常に暑かった)足早に見て回りました。

Kはシロクマ、ペンギン、いのししがお気に入りのようでした。ただ日中暑い時間だったので、動物たちは皆お昼寝中。それでなくても動物との距離が遠いので、どこを探しても見つからなかったり…

双眼鏡を用意したのだけれど、朝の慌しさに持っていくのを忘れてしまいました。

私は檻が並んでいるような動物園はあまり好きではないし、人ごみも嫌いなので、ちょっと動物が見えにくくてもここは良い場所だと思いました。これで入場料600円というのは破格です。

でも聞くところによると、開園当初は話題をよんだものの、最近では入場者が減る一方だそうです。かなりお金をかけて作った施設なので、維持するだけでも大変だとは思う。このような施設を抱えて自治体は苦労しているらしい。でも「ゆとり」を犠牲にすることがないよう祈るのみだ。

さて、この日残念なことに携帯カメラがフリーズし、写真はありません。今も修理中です。

その後金曜日、土曜日は沼袋での恒例行事「献灯会」の準備で忙しかったです。そして当日、かなり天気が悪そう。会場に向かおうとするものの、急ににわか雨が降り出ししばらく待つことにする。衣装はあまり濡らすことができないので。その後小雨になり出発するも、あちこちでにわか雨に襲われ、コンビニや屋根の下で雨宿りしながらやっと到着しました。屋外のステージはブルーシートで覆われている。リハは屋内(お堂の中)で行ない、ちょっと天気が好転するように見えたので、楽器を屋外ステージに設置することとなりました。

このごろずっと仮面舞踊を踊っているのですが、仮面舞踊はそれなりの難しさがあり、それでも何度もガムランと一緒に練習を続けてきた結果、少しずつ自分の踊りたいように踊れるようになってきたように感じています。

献灯会は2回ステージがあるのですが、一回目は屋外でやりました。雷がゴロゴロ鳴っていましたが、それも熱帯の雰囲気が伝わって、気持が良くなりました。でも1回目のステージの後、かなり強い雨が降ってきたので、屋内に移動することとなりました。

屋内はガムランの音が良く聞こえて、ある意味踊りやすいのですが、とにかく暑い。特に仮面をつけているので、顔はサウナ状態になってしまいます。でも何事もなく、無事に終わり、あとはこれも恒例のお寺関係者や地元の協力者の皆さんとくつろいで、食事。

Kはといえば、夜店のお姉さんたちと到着後すぐに仲良くなり、一緒に行動することを決めたようです。くじの景品(ビニールのおもちゃ)を膨らませたり、お店の売り子をやったり、ちょっと暇になると知り合いに飲み物を売りつけたり、大活躍していました…たぶん彼はそう感じているでしょう。お姉さんたち、ご迷惑おかけいたしました。

天気が不安定の中、わざわざ見に来てくれた皆さんありがとうございました。屋外、屋内の両方で見れて、2倍楽しかったです、といってくれた人が多数いて、ほっとしています。

| | コメント (0)

2007年7月24日 (火)

一週間のダイジェスト

この一週間をダイジェストで。

一番のイベントはKの幼稚園でのお泊り。以前から子どもたちはお泊りに備えていろいろ企画してきた。まずTシャツを作り、園庭に自分たちの居場所を作る。毎年子どもたちのアイディアによってさまざまな場所になるのだが、今年はレストラン風のスペースになっていた。そこで自分たちで作ったカレーやシチューを食べるらしい。また寝る場所も自分で自分のスペースを決めたそうだ。

さて、当日になり、どんよりとした曇り空と20℃ほどしかない温度に少々不安を感じながらも(親が?)元気良く出かけていった子どもたち。

その後は自分たちで夕食用のお肉を買いに行ったり、ドラム缶風呂の準備をしたり、ご飯を作ったり、楽しく過ごしたようだ。夜には子どもたちが企画したお楽しみがあり、加えてサプライズゲストとして、小学生のお姉さんたちが絵本を読みに来てくれたりと、盛りだくさんの内容だ。

Kは、夜興奮して寝付けなかったそうだ。

こういう機会は子どもを飛躍的に成長させる飛び板のようなものかな。でも幼稚園スタッフや地域の人の協力がなければ、難しいのではないか、とも感じる。

そしてこういう機会は親がほっとできる瞬間でもある(たくさん子どもがいる人にとってはたいした違いがないかもしれないが)。私はこの貴重な時間を利用して横浜まで足を伸ばし、ちょうど開催されていたアジアの布の展示会を見に行った。

そして日曜日には結城で公演があった。こちらも屋外なので雨が心配だ。しかし着いてみると結構良い天気。天気のほうはどうにかなりそうだ。しかし天気がよければよいで暑さの心配がある。かなり暑いかもと覚悟してリハに臨んだら、実際想像以上の暑さ。リハプラス2回公演なので、体力も温存しなければ。

結局公演中も雨は降らず、夏の日差しが時折照りつける中、とても楽しく踊ることができた。

しかし結城は遠い。帰りの電車は小山から延々と湘南新宿ライン。一本でいけるだけでもラッキーなのだけど。も一つ残念なことは、結城に行ったのは2度目だけれど、駅と公演会場しか見ていないこと。私としては結城紬を見たかったな(行きの電車の中で、どっちみち紬を見に行く時間も、買うお金もないよね、とちょっと自虐的に話していたのだが)。観光案内で、観光地図だけをもらってきました。

翌日、さすがに疲れて、体も少し痛い。

そして今日は久々の晴れ。今洗濯中です。そして雨でまったく手をつけていない、壊滅状態に近い庭をどうにかしなくては。こちらのほうは明日にでもレポートします。

| | コメント (0)

2007年7月18日 (水)

自力整体(その2)

先日自力整体のことを書きましたが、何度が実践したのでご報告します。

私が借りてきた本(「自力整体法の実際」)にはDVDではなくCDがついていたので(もっと新しい本にはDVDがついている)、声の指示にしたがい、本の写真を参考にしながらやってみました。

DVDのほうが動きが良く見えるのでしょうが、見るほうに集中してしまいそうです。少し理論がわかり、教室にでも通えば、CDのほうが集中してできるような気がしました。

本にはいくつかの重要なポイントが書かれていましたが、そのひとつとして「自力整体は運動ではなく、マッサージ」だ、ということです。写真を見る限り、ヨガのポーズに非常に良く似ているのですが、実践してみると、ヨガの場合にはポーズを行う、ということに意識を集中するのに対し、自力整体では、ポーズを作ろうとするときに体がどのように反応するかを感じ、そこで硬い筋肉を発見したら、力をかけて緊張を解きほぐし、脱力できるようにすることです。そのため常に体をゆすったり動かしたりしながら、「いた気持ちよい」スポットを発見することに集中します。これもヨガとはちょっと違う点だと思います。

この本は明らかに中年以上の人を対象に書かれていますが、そのためか肩と首周りのひずみを正すことに重きが置かれているようです。私は肩も首も痛めているので、この整体を数度実践してかなり楽になりました。ただし、頭を低くするポーズが多く、私は長くこの姿勢を続けると気持が悪くなってしまう。一連の動きをいっぺんにやったほうが良いことは歴然なのですが、少し分けながらやったほうが良いと思いました。

CDの長さは70分くらい。初心者ということもあるかもしれませんが、全部やるとかなり疲れます。特に腕で体を支えるポーズが多いので、翌日には腕の筋肉が少し痛みました。要はこの70分が割けるかどうかが、問題です。ごちゃごちゃしている一日の時間を整理すれば、70分くらいは時間を作れるはずですし、そもそも自分の体と向き合う時間は何に増しても優先されるべきものです。少しずつでも続けていければよいな、と思いました。

そしてこの本はすでに若くない体とこれからどのように良い関係を維持して付き合っていくか、そのためのヒントがちりばめられていて、自分のためにも、そして踊りを教える上でも、とても参考になりました。

また、「女性のための自力整体」のほうには、女性特有の骨盤のゆがみ、それから生じる冷え、むくみなどを解消することに集中しているので、この本はぜひ買おうと思いました。

| | コメント (0)

2007年7月12日 (木)

自力整体

長年踊りをやってきたせいか、体の不調はすぐに感じることができる。よく考えると自分の体なのだから、その声を聞いてあげる、ということは当然なのだけれど、われわれはいつからそれをしなくなったのだろうか。以前ヨガをやっていたときに、先生が「体の声を聞きなさい」といつも言っていた。そのときは、大事なことだとは理解できたが、どうやってよいかわからなかった。

踊りを始めるようになってから、体を動かしたときの感覚で(動きにくさ、重さ、違和感)などで不調をすぐに感じ取れるようになった。でもそれを自分で治す、ということはまったくできない。

したがって他人に任せるのだが、もちろん他力は十分よい。体の状態を客観的に見てもらえるし、自分の「感覚」と客観的に見た「状態」を関連付けられることもよいことだと思う。

1年ほど前に自力整体の本を見つけた。タイトルは「女性のための自力整体」。ぱらぱらとページをめくると内容がとても面白い。私は体に対して高い意識を持つことなく踊りを続けてきたが、さすがに長くやるにしたがって、いくつか確信を抱くようになった。でもその確信は常識とかなり違うので、あまり自信を持っていなかったのだが、この本にちょっと目を通しただけで、疑問が払拭された。この本はすぐに売り切れてしまったらしく、私は手に入れることがなかった。

数日前幼稚園のお母さんから同じ著者の「自力整体法の実際」という本を借りてきて読み始めた。まだ全部読んでいないし、実践していないが、ジャワ舞踊の身体法と理念に非常に近いものがあると感じた。

ジャワ舞踊では、下に引っ張られる力(重力)と地面から持ち上げられる力を両方意識し、その二つの力のバランスを取る。しかし何をしなくとも重力はコンスタントに働く。それによって、筋肉が衰えたり、姿勢が悪くなったりする。加齢は重力の影響ともいえるのかもしれない。したがって、それに対抗する力(筋肉)を意識しなければならないのだが、この本では、それを脊髄や関節の隙間を広げる、と表現している。

とにもかくにも、近々実践して、結果をお知らせします。

| | コメント (0)

2007年6月 1日 (金)

鎌倉二階堂でのワークショップ

鎌倉二階堂での「ジャワ舞踊ワークショップ」はまだ少数先鋭部隊(?)ですが、私がこのワークショップで行いたいことは「ぜんまいのようにきりきり巻き上がった心(そして体)を解きほぐす」そして「時間の流れを少しゆっくりにしてみる」ということです。そうすれば時間の奴隷になっている自分を自分自身の手で解放すことができる、と考えるからです。

ワークショップ参加者からの感想をいただいたので紹介いたします。

「(略)大切なテーマは
日常のストレスやこれからするべき事柄を
一時的にすべて忘れて

“ゆったり空間に集中すること”

木々の緑の中を流れてくる
爽やかな風を感じながら
お香を焚いた静かな部屋で
ガムランをバックに
ゆっくりと身体を動かす。

ああ~~ もう~~ 何て!!
何て気分が良かったことでしょう!!

今日は、前回のワーックショップとはまた違う
感じ方でした。
難しいとか、自分の身体が硬いとか
全然感じなかった!
ただただ幸せ気分を感じて身体を動かしていました。
疲れもありません」

ゆったりとした時間をすごしてもらえて、私もとてもうれしかったです。次回は6月4日です。少しでも興味がある方はご連絡くださいね。

| | コメント (0)

2007年5月29日 (火)

日暮里までもう少し…

63日にはガムラングループ・ランバンサリの自主公演「青銅音曲IX」が行われる。タイトルからわかるように、今年で9回目になる。私は踊り手として、音楽家として参加させてもらっているが、企画する側ではない。しかし毎年続けていくのはただならぬ努力があるのは言うまでもない。日本においてマイナーな分野の音楽や舞台芸術はなかなかプロと認められないし、その存在場所があいまいだ。だからそのような分野に身も心も(?)捧げた人は必然的に日本社会の主流、そして主流の雇用形態からはずれる(はずされる)こととなる。

かくいう私も同様だ。このブログで何度も書いているが、職業はあるのだが、まだまだ仕事として完全に成立していない。私みたいな芸術関係者、またフリーランス頭脳労働者(大学の非常勤講師など)はワーキングプアの最たるものだ。今年はこれをどうにかしたいものだ、と常々考えている。

さて、本題からはずれてしまったが、今度の日暮里で披露する踊り(パムンカス・マンゴロディビヨ)がなかなか難しい。私の先生(ンガリマン氏)の代表作といわれる作品で、しかも注意深い人は気づくだろうが、私が主宰している踊りのグループ名にもなっている。私の先生の想いがこもった作品であるだけに、少々プレッシャーも感じる。私が勝手に「延々、淡々系」と名づけているのだが、内面的、抽象的、難解な踊りだ(グループのブログに説明があります)。加えて小道具を持つので、その扱いも難しい。しかもこういう踊りはごまかしがきかない。とにかく取り組めば取り組むほど、どんどん難しくなってくる。でもこれはジャワの踊りだけではなく、芸術全般に言えることかもしれない。

このような状況で、皆さん観にきてください、といいにくいが、こんな踊りもある、ってことを知ってもらいたいと切に感じる。私にとっては通過儀礼の一つかな。ともかくあと5日、心穏やかに過ごせると良いな。

| | コメント (0)

2007年5月20日 (日)

明日ワークショップです、そして鎌倉FMにでます!

明日から「カジュ・アートスペース」でワークショップをやります。詳細はこちら

興味のある方ふるってご参加ください。

それからグループのブログでは告知したのですが、明日とあさって鎌倉FMに出演します。

日時:
5月21日 (月)17時30分頃から「シーサイドカフェ828」
5月22日 (火)21時29分から「ノトハラヒデミの世界を歩こう」

21日は踊りの話を生放送で、22日はインドネシアの話をします。鎌倉FMの周波数は82.8MHzです。

受信範囲内の方は、どうぞお聞きください!受信範囲外でどうしてーも聞きたい方はご相談ください。裏技があるかもしれませんので。

| | コメント (0)

2007年5月14日 (月)

ジャワ舞踊ワークショップのお知らせ

来週の月曜日から4回シリーズでジャワ舞踊のワークショップをやります。グループのブログでは紹介しましたが、こちらでも告知します。

~仏像のように心穏やかに踊ってみませんか?~

初夏のジャワ舞踊ワークショップ

場所:カジュ・アート・スペース(鎌倉二階堂57-1)

日時:5月21、6月4日、18日、7月2日(4回、すべて月曜日)午前10時―11時半まで
受講料:4回前払い1万円 、1回3000円

鎌倉二階堂の緑あふれる古民家で、初夏の風を感じながらジャワ舞踊を学んでみませんか?ゆったりとした音楽に乗って、ゆっくりと静かに、でも確実に体を動かします。低い姿勢を維持して踊るため、下半身の強化、姿勢の矯正に効果があります。ジャワ舞踊はもともと精神鍛錬と忍耐を育む目的で踊られてきたもの。そのため体と心をバランスよく鍛えることができます。

お隣の島バリの踊りとは一味もふた味も違うジャワの宮廷舞踊を習ってみませんか?激しい動きがないので舞踊未経験の有無、年齢に関係なく参加いただけます。


講師:飯島かほる(サンガール・パムンカス)

ハワイ大学音楽学部民族音楽科卒業。在学中よりジャワガムランと舞踊をH.スシロ(HSusilo)氏に学ぶ。その後ジャワ舞踊の大家S.ンガリマン(S.Ngaliman)氏に師事し、ハワイとインドネシアを行き来しながら、ガムラン、舞踊の学習と公演活動を続ける。1993年~97年インドネシア国費留学生としてジャワに滞在し研鑽を積む。1998年ジャワ古典舞踊グループ「サンガール・パムンカス」を設立し、後進の指導や講演活動を通してジャワの文化を広める活動を行っている。

お問合せ、お申し込み:  srimpi@ezweb.ne.jp
http://sanggarpamungkas.blog60.fc2.com/

にほんブログ村 海外生活ブログ インドネシア情報へ

| | コメント (0)

2007年4月30日 (月)

鎌倉路地フェスタ

今日は「鎌倉路地フェスタ」で踊る日。

厳密に言うとまだ5月ではないけれど、見事なまでの五月晴れ。このところ雨が多かったので、とても気持ちが良い。

しかも緑の多い二階堂に行くので、気持ちが晴れ晴れする。朝早く起きて、髪を結っておく。普通は踊る場所に入ってから髪を作るのだが、今日は近いので、ゆっくりと家でできた。

「カジュ・アートスペース」には9時半ごろ到着する。そこでお化粧をして着替えて、少々くつろいで、踊りを始める。一応2時間あるので、合間におしゃべりをしながら3曲踊った。

その後、裏庭にある石窯で焼いたピザを食べたり、参加している人たちと話をした。

H幼稚園近くで先住民族の工芸品、フェアトレード商品を販売している人。草木染をやっている人。鉄の楽器を作っている人。いつもはなかなか会えない人、話す時間がない人たちと古民家の縁側でおしゃべりする。鎌倉には多くの芸術家がいることを再認識したとても楽しい一日だった。

息子のKも家の中を探検したり、近くに住んでいる友達と一緒に遊んだり、科学の実験をしたり、自由に行動して堪能したようだ。

写真を取る暇がなかったので、写真をもらったらアップします。

| | コメント (0)

2007年4月16日 (月)

Khajuアート・スペースに行ってきました

とはいっても先週のことになります。Khajuは鎌倉二階堂の閑静な住宅街にある古民家を利用したアートースペースです。主催のたなかさんはもともと織物の工房としてこの民家を使用しているのですが、あまったスペースをいろいろな文化芸術活動に利用してもらっているそうです。

私がこの施設に興味を持ったのは、地元鎌倉でもっと活動してみたい、ということ、そして古民家という暖かく、肩がこらず、息のできるスペースで(私はこのような場所をひそかに生きているスペース、と呼んでいる)何かできたらよいな、と常々考えていたこと、などがあげられます。そしてたなかさんに会いに行った。それが先週のこと。

実際行ってみてKhajuというスペースはもちろんのこと、たなかさんとお話して、とても心地よさを覚えた。さらにこの二階堂という土地柄も私はとても好きだ。さっそくゴールデンウィークに「鎌倉路地フェスタ」の一環として開催される「カジュ祭」に出演させてもらえることになった。日にちは30日の月曜日午前10時からおよそ2時間。

多分ジャワ舞踊を始めてみる人が多いだろうから、実際に踊りを見てもらったり、天気がよければ庭でちょっと体を動かしてみるものよいかな、と少しずつ構想を練っています。お近くの方ぜひともお越しください。

ちなみに「路地フェスタ」の目的は以下のとおりです。

・街並み保全の活動の活性化
・鎌倉市近郊の地元アーティストの活動の活性化
・地域における芸術活動の充実とその地域への還元
・鎌倉市近郊の様々な地域活動の輪をつなげ、相互に発展する場作り
・地域に住む外国系住民へのきめ細やかな地域情報の提供と、日本人住民との交流の場作り

地元で小さくてもよいのでたくさんの拠点ができているのだな、と改めて感じました。この拠点のネットワークで芸術を支えていく、それが「自立した」芸術だと思います。考えに賛同できるかた、ぜひとも拠点を回ってみてください。

ブログランキング・にほんブログ村へ

| | コメント (0)

2007年2月25日 (日)

写真アップしました!

先日の幼稚園での公演写真が幼稚園のホームページにアップされています。

http://www.hasekko.com/archives/000434.html

またリーブラでの公演写真をサンガール・パムンカスのブログにアップしました。

http://sanggarpamungkas.blog60.fc2.com/

ご覧ください!

| | コメント (0)

2007年2月19日 (月)

リーブラ(田町)フェスティバル 無事終わりました!

恒例の田町フェスティバル。マラソン、そしてあいにくの悪天候で午前は人がまばら。でも私たちの出番のころには天候も回復。思いがけずたくさんの人が見に来てくれました。舞台の写真は後ほどアップしますが、貴重な(?)準備中の楽屋写真、そして終了後、舞台の緊張がほぐれたMさん(そしてかわいそうな旦那さん)の写真です。踊りはまじめに踊りましたので、ご安心を。

_370 _362

スリンピーというのはジャワの宮廷舞踊です。娯楽のための踊りと違い、精神鍛錬の意味をあり、長いものでは1時間以上も踊り続けます。今回のバージョンはちょうど半分の30分。

結構延々と淡々と踊るこのスリンピーですが、今回発表したのは踊りの途中でワインを飲むシーンがある珍しい踊りです。そして、今回観客が一番盛り上がった(と、私が感じた)部分はピストルを出すシーン。これはすべてのスリンピーにある振り付けなのですが、あまりにミスマッチな小道具は見ている人たちをびっくりさせてしまうのでしょう。なぜピストルを使うかは、長くなるので、またいつか別の機会に!

とにかく、踊っていて楽しくて、30分があっという間に過ぎてしまいました。もっともっとやってみたい演目のひとつです。

にほんブログ村 海外生活ブログ インドネシア情報へ

| | コメント (2)

2007年1月12日 (金)

H幼稚園でのガムランプロジェクト始動

水曜日から幼稚園が始まった。同時に私にとっては2月に行われるガムランと幼稚園のお母さんのコラボ企画も本格的に開始だ。

このコラボ企画の経緯なのだが、数ヶ月前に園長から依頼があったことによって始まった。ガムラングループの「ランバンサリ」は幼稚園向け、小学校向けの鑑賞・異文化理解講座をやっているし、私も参加したことがある。でもH幼稚園の方針は既成のものより手作りを好む。しかも幼稚園の伝統(?)としてお母さんも子供以上に楽しむ、というものがあるので、何かランバンサリとお母さんたちがコラボできれる形にしていきたい、と考えた。

そこで、「ガムランとお母さんのコラボ企画」と銘打って、お母さんも便乗して楽しんじゃおう、という企画にした。企画が通り、晴れて準備を開始した。これが先月。

まずは内容。私の中ではこんな思いがあった。

1.まるで新しいものを作るのは時間的に無理。なので、ランバンサリが行っている幼稚園、小学校向きの演目を核として、お母さんたちが参加できるシーン、演目を作る。

2.お母さんの参加はリズム遊びをしながらの歌。そしてボンダンと呼ばれる子どもをあやす踊り。ボンダンは12分くらいの踊り。これを全部習うのはお母さんにとって負担。なので半分の56分くらいに短縮する。

3.従来の鑑賞講座ではランバンサリの人にインドネシアの紹介、ガムラン楽器の紹介などをしてもらうのだが、それらをストーリー仕立てにしながらお母さんがナビゲーター役(道化に扮して)適宜に曲と曲をつなげたり、楽器演奏をしている人にインタビューをしたり、全体的に一貫性があるものに仕上げたい。

4.せっかくなので、踊りにもストーリーを持たせたい。H幼稚園ではお母さんたちが演技したり、自己表現の場が多く与えられている。そんな環境を利用して、劇仕立ての場面もほしい。

これに基づいてまずは演目と台本を作った。まず、2部構成にすることにした。前半は鑑賞講座を基盤にして子どもたちにガムランの音を聞いてもらう。2曲目にはお母さんに参加してもらう。お母さんが参加する歌は「ラサ・サヤン」というインドネシア民謡。この歌を知っている人は多いだろうが、ランバンサリでもこの歌を鑑賞講座でよく使う。この「ラサ・サヤン」は日本語の歌詞がいくつかついていて、そのひとつが「川で歌おう」というものだ。ランバンサリはこの歌詞を使っているので、原語とはちょっと違うし、季節がずれているが、これを使うことにする。

後半は劇仕立てにする。長くなるので、この内容は次回にする。

さて、企画はできたけれど、あまり時間がない。年末に参加希望者に集まってもらい、内容を説明した。

懸案だったナビゲーター役の2人に希望者が出て、まずは一安心。台本の読みあわせをする。そして「川で歌おう」の練習。リズム遊びをするのならば、その道具はなるべく自然素材がよいのではないか、という意見が出た。石、どんぐり、豆、等。持ち寄って音を試してみて、少しずつ発展していけばよいな、と思う。この種のプロジェクトはこうしよう、と決めてもそのとおりにいかないことが多いので、なんとなくみなで集まって、試行錯誤をするのが一番だろう。2月にはまだ発展途中だろうけれど、みながその過程を少しでも楽しめたらな、と思う。

おととい2度目の練習をした。「川で歌おう」はまず、歌詞を覚え、そして同時に簡単なリズムを刻む練習をしてみた。踊りは練習あるのみ!

さて、衣装、小道具、メーク、踊りの仕上がり、など不安は残るが、こういうプロジェクト大好きです!お母さんたちにも楽しい体験をしてほしいな。(続く)

にほんブログ村 子育てブログへ にほんブログ村 海外生活ブログ インドネシア情報へ

| | コメント (1)

2007年1月10日 (水)

プリンから踊り(ジャワ舞踊)、そしてエンドレススパイラスへ

昨日はKの大好きなプリンを作った。楽しいカラメル作りから始まって、卵、牛乳、砂糖をあわせ、漉して蒸す。

料理は得意ではないけれど、超甘党の私はお菓子なら頻繁に作る。特にプリンは子供のころからよく作っていたので、なんとなくコツをつかんでいるような気がする。

料理が得意な人もきっと同じで、勘やコツをつかんでいるから、ちょっと材料が変わっても何その、素材の状態を見極めたり、それによってちょっとずつ料理法や調味料を調整したりするのだろう。それがプロというものだ。もちろんほかの職業の人も同じだろう。繰り返し、繰り返し実践し、失敗も経験することによって、いつの間にかコツや勘を身に着けていくのだろう。そしてそれがレシピ通りにしかできないアマチュアと自由自在なプロとの差といってもよいかもしれない。

確かに生まれつき才能や能力に恵まれた人はいるけれど、私をはじめほとんどの人が凡人なのだから、練習とか修行とか、場数とかが重要なのだ。こんな単純で当たり前のことを理解していない人が多すぎる。特に若い人にはこの単純な法則をわかってほしいと思う。かくいう私も時々言葉にしないと、ついつい忘れてしまうことがある。

踊りでも同じことで、知らず知らずのうちに音楽との合わせ方、踊りの解釈法をはじめさまざまなスキル(?)が身についてくるものだ。舞台上の失敗は数多くあるが、失敗を失敗とせず、流れ途絶えることなく解決することができるようになった。無論それに甘んじてしまったら、坂道をまっさかさまに転げ落ちることも痛いほど理解している。

踊りを始めてからスパイラル状の成長、ということを意識するようになった。そしてスパイラルの一回り一回りにそれぞれ違うテーマや乗り越えなければならない課題が与えられているような気がする(もしかして干支に代表されるサイクルってそういうものかな)。これまでは自分の内面を見つめることに意識を集中してきたような気がするが、今度の一回りは周りのエレメントを取り入れたり、それらと調和したり、それらに包み込まれたりするような成長をしてみたい。

終わりのないスパイラルだなー。だから輪廻もあるのかな。プリンの話題からちょっと哲学的になる冬の夕べでした。

ブログランキング・にほんブログ村へ

| | コメント (0)

2006年8月 1日 (火)

沼袋明治寺「百観音献灯会」無事終わりました

百観音献灯会は天気も良いなか、無事に終わりました。来てくれた皆さん、そして募金に協力してくれた皆さん本当にありがとうございました。

今年はいつになく涼しい日となった。踊る側としてはうれしいものの、いつもの真夏のじりじりとした太陽がないとちょっと拍子抜けしてしまう。特に沼袋駅から大きな荷物を持って歩くとき、いつも暑くて「これから献灯会に行くのだ」、という気分になる。が今年は楽勝で歩けた。ちょっと物足りない。

この催しは地域の方々、商店街の方々、明治寺の方々が協力し合って企画し、開催するので、とても親密感があり、踊っていても暖かく見守られている、という感じがする。ガムラン演奏の「ランバンサリ」の人々も始終リラックスしているので、気持ちの良い演奏ができる。それも安心感につながるのかもしれない。また私個人もイベント全体を楽しみ、イベントの一部である、という満足感もある。

それにしても今年は涼しかった(夜になると肌寒かった)。踊っていると、今年から導入されたフットライトがぽかぽか(?)と足元を暖めてくれ、心地よかった。本来なら汗がだらだら出てくるところなのだけど。でも不思議なもので、汗をかかないと、十分踊った気にならない。もう一回くらい踊りたかった。

「ランバンサリ」のNovo君が写真を撮ってくれたのでここで公開します。お灯明を持った私。観音様に同化してますか?大きな写真だとちょっと怖そうなので、このくらいのサイズにしておきます。後はお灯明に照らされた観音様の写真です。

Img_0127_1 Img_0113_1 Img_0117_1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月18日 (火)

7月の花くちなし

昨日は洗足学園での公演があった。今回は大きな舞台ということもあって、4人でガンビョンを踊った。「公演」というコンセプトが日本とインドネシアとでは大きく異なることもあり、日本で踊るときにかなりの修正(時には妥協)を強いられることがある。

インドネシアで踊りを観賞する場合には、たいていプンドポと呼ばれる、屋根とは柱はあるものの壁のない建造物で見る。王宮のプンドポの床は大理石で、個人のお宅の場合にはコンクリートやタイルの場合が多い。この周りを囲むようにいすや敷物を敷き、4方から観賞する。

今回のように立派なコンサートホールで行う場合には、大体長方形のステージなので、前面から見られることを意識して踊りを構成しなければならない。しかしジャワの踊りの特徴のひとつとして、踊り手がシンメトリーなフォーメーションをつくることがあげられる。長方形の舞台だとそれが少し難しい。ランバンサリの自主公演の場合には、床に正方形のステージを作り、周りを桟敷席にし、プンドポの感じが出るようになっている。

さて、そもそも私がガーデニングをやっているのは踊りの公演にお花を使いたいことが大きな理由だ。今回はジャスミンが終わってしまい、残念ながら使えなかった。その代わりにうちのもう一人の女王様「くちなし」を使った。とても香りが良くて、踊っていても気持ちが良い。もう少し小さいステージだったなら、お客さんにもこの良い香りを楽しんでもらえたのではないかなー。

庭では満開です。

Ts340041_3

それを髪につけるとこんな感じ。

Ts340047_1

ハワイでもくちなしは「ガーディニア」と呼ばれポピュラーな花のひとつだ。たいていは花の部分をしっかりと大きな葉でぐるぐる巻きにして売っている。何かぐるぐる巻きの意味があるのだろう、と思い、私も包装紙でぐるぐる巻きにしてみた。すると花がゆっくりと開花し、長持ちすることがわかった。日本では季節が短くて残念だけれど、ハワイではどうだったかな、一年中あったような気もする。四季咲きのくちなしってないのかしら。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月14日 (金)

ジャワ中部地震について2

456brobudur 何度か書いてきたが、私はインドネシア中部ジャワの舞踊を学んできた。中部ジャワといえば、5月末に大地震が起こった場所だ。被害が大きかったジョグジャ地方は、私が住んでいたソロからおよそ60キロ離れた場所で、この2つの地域の間に、世界遺産の仏教遺跡ボロブドゥールやヒンドゥー教の遺跡プランバナンがある(このプランバナンも地震の被害を受けた)。

ジョグジャは私にとっても縁深い場所だ。私が最初にジャワの舞踊と音楽に触れたのはハワイ大学にいるころだったが、そこの教授がジョグジャ出身の先生だった。最初に習ったのもガヤ・ジョグジャと呼ばれる、ジョグジャスタイルの踊りだった。ソロの踊りに転向してすでに長いが、ジョグジャの踊りは最初に習ったものなので特別な思い入れがある。

ソロに住み始めても、ジョグジャに住んでいる先生に週一回ガムランを習いにいった。

そのジョグジャが地震によって大被害を受けてしまった。ジョグジャの人々は復興への道を歩み始めたものの道のりはまだ長い。ジョグジャは文化と伝統の町だ。文化活動が再開されない限り、この町の復興は完全なものとはいえない。

そんな中、さまざまな人々が支援活動を行っている。私が主宰するグループ「サンガール・パムンカス」のブログに支援活動に関する情報、そして募金のお願いを掲載した。

ジャワの地震に関する情報は新聞やニュースで報道されなくなってしまいました。でも彼らの戦いは続いていきます。どうか長期的な支援をお願いいたします。詳しくは以下をご覧ください。sanggarpamungkas.blog60.fc2.com/blog-entry-33.html320prambanan_1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月 4日 (火)

♡大量開花の予感♡

我が家の女王様は「ジャスミン」。フィリッピンでは国花になっているし、インドネシアはもちろんのこと、インドでもハワイでも人気のある花だ。理由はなんと言ってもその香りだろう。南国の風が吹いてくるようで、心が落ち着く。そういえば、出産時にジャスミンの匂いをかぐと分娩がスムーズになるとも聞いた。生命をこの世に送り出す役割もする偉大な花なのだ。

そして、真っ白で清楚な花。ジャワ舞踊にもふんだんに使う。

私は2鉢持っているが、最近天気が良いのでつぼみがたくさんついた。これは1週間ほど前の写真。Ts340003

そしてとうとう開花、しかも大量開花の予感。

Ts340027

しかーし、今度の踊りの公演は717日。まだ2週間弱もある。このまま天気の良い状態が続くとあと1週間開花が終わるであろう。こんなにたくさんつぼみがついているのに残念。しかもまだまだ課題が残る。2鉢のうちの1鉢、あまり状態がよくないのだ。思うに蔓化してきたからでは。蔓にはつぼみがついているが、ほとんど落ちてしまった。蔓の先まで栄養がいきわたっていないのが良くわかる。なので、もったいないが蔓を一部切ってしまった。ジャスミン類は丈夫だが、花をつかせるのは難しい。

踊りでどのように使うかというと・・この写真はガンビョンという村の儀式から誕生した踊りだ。前にネックレースのようにつけているのがジャスミンのつぼみをたくさんつないだもの。髪にも少しついているのがわかる。実は頭の後ろにもたくさんついているのだ。

Gambyong_4_2   

下の写真はジャワの婚礼の儀式。お婿さんは首からレイのような花輪をかけ、腰にも花の飾りがぶら下がっている。花嫁さんの胸の前に垂れ下がっているのも、ジャスミンの花をつなげて作ったもの。頭の後ろに白いヘアネットのようなものが見えるが、これもジャスミンの花で編んだもの。とにかくふんだんに使うのだ。ジャワにいるころは普通のこと思っていたが、これだけのジャスミンの花を採取するにはどれだけの木が必要となるのであろうか。大量の花をつけるコツを聞いてみたいものだ。

Msoa20ef

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年6月 7日 (水)

srimpi的ガーデニング

ジャワ舞踊では花をふんだんに使う。特にジャスミンはムラティと呼ばれ、いろいろな用途に使われる。髪はもちろんのこと、ハワイのレイのように長く連ねてネックレースのようにしたり、ネットのように編んだり、クリスと呼ばれる剣の飾りにしたり、さまざまな用途がある。その香りは新鮮で清楚で、踊っていると気分が良くなるものだ。ジャワではジャスミンのほかに、カンティルと呼ばれる花もつかう。これは中国では人民服のボタンのところに飾ったり、アジア各地で使われている。日本では銀香木と呼ばれるらしいが、なかなか手に入らない。ジャワを含むインドネシアでは町に必ずパサール・クンバン(花市場)があり、儀式用の花、踊り用の花は簡単に手に入る。踊る前日にパサールのおばさんに踊りの種類を告げて頼んでおくと、当日にきれいに作っておいてくれる。

ハワイで踊りをやっているときには、同じ熱帯なので、似たような花がたくさん手に入った。ジャスミンはピカケと呼ばれ、レイにするととても高級。お値段もぴか一で高く、雨季になると手に入りにくかった。カンティルはとても香りが強く、夜歩いているとどこからともなく甘いにおいが漂い、とても幸福な気分になったものだ。ハワイはレイメーキングが盛んなので、踊り用の花も自分たちで作っていた。

日本に帰ってくると、生花を使って踊ることが不可能になった。生花を使うか使わないかでは踊りの質も変わってくるような気がしていたが、ともかく忙しさもあって、頭の隅のほうに押しやってしまったいたような気がする。それが去年ふと思いつき、買うことができないのならば自分で育てればよいのだ、という至極簡単な結論に行き着いた(なぜもっと早く気がつかなかったのか不思議である)。子供のころは植物を育てることが好きだったし、不思議と何でも育てることができた。それからはネットで調べる毎日が続き、かなりの数の熱帯植物が手に入った。それ以外にも簡単に育てることができる花を育て使おうとしている。

しかし…自然はあくまでも自然で、人間がコントロールできるものではない。花に咲いてほしい日(公演がある日)と実際に花が咲いてくれる日がなかなかマッチしないという現状にぶち当たり、なかなかうまくいかない。理想はいろんな人に育ててもらって、公演がある日に花をかき集めることなのだが、なかなか賛同者が集まらず(皆、私を除いて忙しい人たちです)実現するに至っていない。

こんな状態だが、私が育てている植物を少しずつ紹介していきます。

| | コメント (0) | トラックバック (1)