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2008年5月24日 (土)

ハワイ報告ーー子どものハワイ(その2)

ワイキキ水族館はビーチのすぐそばにある。Ca390232 前にはカピオラニ公園。ここでトンボの彫刻を発見。これは最近できたものかな?Ca390296001

海側にはデューク・カハナモクが泳いだという、競泳プールがある。当時は立派な施設だったのだろう。ちなみにワイキキビーチにあるのは彼の像だ。

さて、この水族館は小さいながら、子どもはかなり楽しめる。他の水族館で見られないものではハワイアン・モンクシール、カワハギのようなハワイの州魚「フムフム・ヌクヌク・アプアア」、中でも私が一番興味を持ったのはSea Dragonと呼ばれるタツノオトシゴの一種、そして大ハマグリ(シャコガイ)だ。

静止画を撮らなかったのでお見せできないが、一応リンクを貼っておく。大ハマグリの写真見てくださいね。

Kはといえば、興奮気味で水族館をぐるぐる回っている。1時間経過して、やっと落ち着いてじっくりと見る気になったようだ。鮫とタコに釘付けになっている。さて、そろそろ帰ろうか、と思ったときに、Kは日本語の音声ガイドを借りたいと言い出し、もう一度ツアーを開始。ひとつひとつ音声ガイドを聞きながら回っている。難しすぎるのかと思いきや、「面白い」といっていた。

滞在時間およそ3時間。帰りがけに面白いものを発見。51セントを入れると、ワイキキ水族館のデザインが刻印されたコインが作れるのだ。Ca390239 なぜ51セントかというと、グルグルとハンドルを回すと、その中の1セント硬貨がつぶれ、楕円形に伸ばされ、選んだデザインが刻印されるのだ。Ca390238 これは安い上に楽しいとあって、人だかりがしていた。その後いろんな場所で、この機械が設置されていることを発見。これは安くて、子どもが楽しめる優良玩具だ(ちなみに湘南モノレールの大船駅で似たような機械を発見したが、これはメダルがそのまま出てくるもので、自分で刻印できるわけではない)。

さて、これで海の動物づいてきたKを満足させるためにツアーで海がめを見に行くことにした。毎日見られるわけではないらしいが、この日はたくさん上陸していた。触ることは禁じられているので、監視員がいて、海がめを線で囲む。背中に発信機がついている亀さんもいた。調査しているとのこと。そして近くには小さな黒板があり、その日に上陸してきた亀さんの名前が書いてある。亀さんたちは上陸したものの、昼寝をしているらしく、まったく動かない。これが本当の甲羅干しだ。Ca390277 ワイキキ水族館もそうだけれど、ボランティアが活躍して、手作り感があって、アットホームな感じがするのがハワイの特徴かな。

さて、子どもは確かにたのしんだと思うが、子どものためだけに(子どもに海外体験をさせてあげたい、ゴールデンウィークだからどこかに連れて行ってあげたい、などの理由で)ハワイに連れて行く必要はあるのかな、と思った。私も自分の用事がなければ、連れていくこともなかっただろう。最初Kも日本のお友達と遊んでいるほうがいい、といっていたし、事実さびしそうだった。でもだんだんいろんな人と顔見知りになったり、お友達ができたりしたら断然楽しくなったようだ。でもそれは一週間が過ぎてからのこと。子どもは順応性があるとはいえ、自分が新しい環境におかれている、ということをなかなか頭で理解できない。せっかく根付きつつある植物をわざわざ移植するようなものだ。しかも彼らは買い物が大嫌い。こんなことを考慮すると、次回は一人で行ったほうがよいかな、とも考えた。

もちろん子どもを連れていたことによって、ハワイをまったく新しい視線で見ることができたし、新しい側面が見えたような気がする。私にとってはとても発見の多い旅だった、ということも付け加えておく。

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2008年5月20日 (火)

オバマニアin Hawaii,そしてオバマ氏、そろそろ勝利宣言か?

今アメリカで一番ホットな話題といえば、アメリカ大統領民主党候補戦だ。日本でも話題にはなっているが、当然ながらアメリカでは連日長時間の報道が流れている。そして今日20日にも決着がつこうとしている。

ハワイではオバマ氏のサポーターが数多くいる。私たちの仲間も皆かなり積極的にオバマ氏を応援している。

それというのもオバマ氏はハワイ生まれのインドネシア育ちだ。それだけでも私たちにとって親しみがあるのだが、それだけではなく、オバマ氏のお母さんがインドネシアでいろいろな活動を行っていて、その後ハワイ大学で研究をしていたからなのだ。当然私もお母さんとは面識があった。大学内でのインドネシア関係のイベント、シンポジウム、コンサートなどで会う機会が多く、いろいろな話を伺うこともできた。数年前に亡くなってしまわれたので、今となってはもっともっと話をしておけばよかったと後悔している。

今回ハワイに行ってよかったと思うことだが、テレビを通してたくさんのインタビュー番組を見ることができたことだった。当然ながらオバマ氏の誠実さ、知性、正義感などに代表される高い人間性については知っていたし、もともと評価が高かった。でもこれらの人間としてのすばらしさが大統領の椅子を保証するものではない。今回新たに認識したのは、オバマ氏がアメリカという国の価値観を180度転換させる可能性があるという点だ。

オバマ氏とクリントン氏は同じ民主党ということもあって、政策面では非常に似通っている。にもかかわらずこの2人は火と水のように対象的な印象をアメリカ人の心に植え付けた。クリントン氏が情熱的で火のような存在ならば、オバマ氏は水のような存在だ。太陽と月、男性と女性、といってもよいかもしれない。クリントン氏があくまでもアグレッシブならば、オバマ氏は内省的だ。クリントン氏の対立に対して、オバマ氏は融和を象徴する。アメリカ人は(民主党サポーターは)この2つの対照的な価値観の間を揺れ動いているような気がする。

私が見たテレビ番組のなかでオバマ氏はいくつもの長時間にわたるインタビューをこなしていた。その中で印象的に感じたのは、非常にアジア的とも言える彼の穏やかで冷静な受け答えだ。これは今までのアメリカの政治家にはまったくといってよいほど見られなかった態度だ。しかもある意味マイナスイメージを与えかねない態度といってよいだろう。これは彼がハワイやインドネシアという東洋的な価値観が根付いた場所で育ったことも大きな影響を与えていると私は考える。その態度の延長といえるのが、彼の融和的な考えだ。もちろんこれもオバマ氏が異文化を(頭でっかちの理論ではなく)身をもって体験しているからにほかならない。彼自身「融和は自分のDNAの一部だ」と語っている。ハワイのように多くの人種や文化を持つ人々が共存しようと努力している場所では、オバマ氏の考え方がより現実的なことは言うまでもない。

過去40年間の大統領選は「恐怖と憎しみ」を基盤にしてきたといえる。つまり国内では人種間や階級層の対立をあおり、国外では冷戦時代にはソ連や、最近ではテロリストに対する戦いと称する大義名分を掲げ、恐怖と憎しみをエネルギー源として大統領選が戦われた。アメリカ国民の多くはそのために払った代償の大きさに気づき始めている。

アングロサクソンの独善的な「行け行け主義」が続くのか、それともアジア的な融和の血がアメリカ政治に混ざるのか…私は後者を心から望んでいることは言うまでもない。

さて、ハワイの友人たちは忙しい。オバマ氏のお母さんの元指導教授は、お母さんの博士論文を校正して再出版しようとしている。オバマ氏の妹さんは(彼女は昔私の踊りのパートナーだった)応援でアメリカ各地を訪れているという(そのため今回は残念ながらお目にかかれなかった)。友人は大統領就任の際にホワイトハウスでガムランを弾いてお祝いしよう、といっているので、そのメンバーに加えて下さい、と積極的に自分をアピールしてきた(笑)。

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2008年5月19日 (月)

ハワイ報告ーー子どものハワイ(その1)

当然ながら以前と決定的に違うのが子どもの存在。

初めてハワイに行くK(6歳、動物好きです)のためにいろいろ見せてやらねばならぬ。

まずは泳げないKをHホテル(宿泊していないのにごめんなさい)のラグーンに連れて行く。ここならば泳げなくとも大丈夫。小さな魚がたくさんいて、Kは捕まえるのに必死。

Ca390085

ちなみにHホテルは変貌を変えていた。私がいたころは寂びれた古臭いホテルだったのだが、かなりのリノベーションを施し、一流ホテルの面目を保った(宿泊料も一流)。このラグーンも美しく整備されていた。加えてホテルの広大(たぶんワイキキ一)な敷地内に動物を飼っていて、Kは大喜びだった。ゴールデンウィークも始まっていたので、日本人の子連れ旅行客も数多くいた。

近場で子どもが楽しめるところといったら、ホノルル動物園とワイキキ水族館だ。

特にホノルル動物園では以前から見たかったコモドオオトカゲがいるということで、期待も膨らむ。断っておくが、この2つの施設は横浜のズーラシアや江ノ島水族館などに比べるととても小規模だ。でも今回子どもを連れて行ってみて、規模がすべてではないことがよくわかった。

ホノルル動物園の前にはマハトマ・ガンジーの像が。昔ここで何度が集会に出たことがある。 話は横道にそれるが、マハトマ・ガンジーは「国の道徳的発展は、その国が動物をどう扱うかでわかる」と言った。Ca390147

さて、コモドオオトカゲが気になるKだが、まっすぐには行かず、鳥や陸亀が気になるよう(いろいろな動物園に行って気づいたのだが、彼はまずとにかく園内を一周しないと気がすまない性格だ)。それで、一回り回ってからお目当てのコモドオオトカゲに会いに行った。

看板はそのままTシャツのデザインになりそう。Ca390164

いたいた、ガラス越しです。でも以外に小さい。

Ca390159

で、Kは「コドモオオトカゲ」と命名しました。

なかなか帰りたがらないKをやっと促して、帰りました。滞在時間3時間。K大満足、私、つかれたー。

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2008年5月16日 (金)

四川省 アバ県(震源地)を旅したことがある

もう10年以上も前の話になるが、成都から10日くらいかけてチベット自治区を抜けて北上し甘粛省と青海省のチベット寺院まで旅をした。

今回の地震の震源地を聞いて最初に心に浮かんだことは「救援活動が世界で一番難しい場所で大地震が起こってしまった」ということ。というのもこの地域は日本だったらば秘境級の山岳地帯だからだ。

私の旅は全行程バスだった。成都を出てからしばらくは平地だった(確か都江堰辺りまでは)。ところがまもなくすごい山岳地帯に入る。バスは細いがけっぷちの道を、ヘアピンカーブを曲がりながらどんどん高度を上げていく。2日目にはとうとう標高3000メートルを超えた。成都は標高が700か800メートルあるけれども、それでも実質一日で2000メートルはつらい。この日から高山病との格闘が始まった。

2日目くらいから完全にチベット圏に入った。町の役場に「遊牧民も税金を払いましょう」というポスターがはってあったのが印象的だった。あのときからかなり長い時間がたっているので、チベット人の定住化が進んでいるだろう。その結果多くの被災者を招いてしまったとしたら実に悲しいことだ。

今回の地震によって、あのくねくね道は(確か国道213号線というのだが)壊滅的なダメージを受けたであろう。人口密度は都市に比べれば格段と低いだろうが、かなりの被災者がいることは確かだ。けが人や救援物資の輸送などはかなり無理な話のように思える。その中で時間だけが刻々と過ぎていくのがもどかしい限りだ。早く中国政府が各国の支援を受け入れ、隔離された被災地で救援活動が始まるのを祈ってやまない。

中国に長年住んでいた私の友人はアバ県に核処理場があるという。そこは大丈夫なのだろうか。もちろん中国政府は認めていないらしいが…

旅行中に出会った西洋人が、ここら辺の道は一キロずつに区分され、それぞれをたった一人の人が何十年もの間管理するのだ、と言っていた。あまりの僻地だったので、私はこの話を聞いて、押しつぶされるような孤独感を感じたのを覚えている。ただしこの話の真偽は確認されていない。

ちなみに高山病との闘いは終わることなく、昼間は大丈夫になったものの、夜中に頭痛で目が覚めた。寝る前に鎮痛剤を飲んで寝るのが習慣になった。

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2008年5月14日 (水)

ハワイ報告ーーハワイ大学のキャンパスに引っ越す

Pホテルで5泊過ごした後、ハワイ大学のキャンパスに移った。そもそも今回は生まれて初めてパッケージツアーなるものに申し込んだものの、それは最初の5日間だけ。その後はツアーを離れて、自由行動となる。ツアー会社の用語で言うならディビエートしたのだ。

ワイキキはハワイでありながら、ハワイでない場所だ。観光客が集まり、そのサポートやらお世話をハワイ在住の人がやっている、そんな2重構造(格差社会)が存在する。私の友人のほとんどがワイキキには年に一度行くか行かないか、という感じだ。

ワイキキに5泊しただけだが、私も落ち着かなくなってきた。どうもハワイにいながら、ハワイでないような、ハワイに住む人が観光客に送る冷ややかな視線が痛く感じられてきたような(私も住んでいるときはそういう風に見ていたかも)、どうも宙に浮いたようなきがするのだ。今回は2週間しか滞在しないので、ワイキキにいる時間が無駄に思えてきた。

そんななか引っ越したのは、なじみの深いイーストウェストセンターの宿泊場所。ハワイ大学のキャンパス内(厳密に言うとキャンパスに隣接している)なので、大きな木がたくさんあって、森の中にいるようだ。居心地は快適で空気はさわやか。夜は静かで、朝早くから鳥が鳴いている。窓からは大きな木々とタイのパビリオンが見え、マングースが走りまわる。やっとハワイに来たという実感がわいてきた。このパビリオンは最近修復されたそうで、天井もきれいだ。Ca390251 Ca390249

部屋の窓からの景色はこんな感じ。Ca390248

この場所からガムランのある音楽学部まで歩いて10分くらい。懐かしいキャンパスを通って歩くのも楽しい。すべてが懐かしく感じる。ガムランのリハーサルやコンサート、ワークショップなどが連日あったので、この懐かしい道を何度も往復した。キャンパスの中心部。Ca390204 その近くのソーセージの木。Ca390207

キャンパスを歩いていて気づいたのは、すれ違う学生がみな携帯で会話をしていること。私がいたころは携帯を持っている学生なんて皆無だったな。日本と決定的に違うのはメールをしている人をほとんど見なかったことだ。

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2008年5月12日 (月)

ハワイ報告!--ホテル編

ハワイから帰ってきました!

今回の目的ですが、前半は観光(子どもと母を連れていたため)後半は私のジャワ舞踊やガムランのふるさとでもあるハワイ大学での公演に参加するためだった。

子どもにとってははじめてのハワイなので、いろいろ見せてあげなければならない。

母がいる最初の5日間は無難なところでPホテルに泊まった。選んだ理由はいくつかある。ワイキキの喧騒から離れたかったこと。高所恐怖症の集まりなので、ラナイ(ベランダ)がないこと。私は以前ハワイの旅行会社で働いていて、ホテルの裏の部分を見ているので、私の知らないホテルであること(このPホテルは比較的新しい)。そしてワイキキ中心部から離れていて、しかも前にビーチがないので、ランクの割には値段が低めであること、等々を考慮して決めた。

さて、ハワイに実際着いてみて感じたのは、私が覚えているよりも空がずっと霞がかっていること。これはハワイ島の火山の仕業でハワイの人たちはボッグと呼ぶ。後で友人に聞いてわかったのだが、私が着いた日あたりは史上最悪のボッグだったということ。でも天気は上々。しかも涼しい。風が心地よい。

Pホテルのお部屋だが、とても広々として(40m2くらいあるのでは)ベッドも大きくて素敵だった。比較的新しいホテルだけあってバスルームも白くて清潔、シャワールームとタブが分かれている贅沢なつくりだ。ラナイはないが窓は開けることができ、よい風が入ってくる。そして何よりも眺めがすばらしい。ただ、部屋が若干暗いような気がした。ワイキキビーチの日本人に大人気のSホテルや、お隣のHホテルのほうが断然部屋が明るい。これは建物の向きの関係か、窓の面積の関係かわからないが、利点もありとても涼しかった。冷房はほとんど使わずにすんだ。

このホテルに宿泊すると(ある程度のランク以上で)朝食のバイキングがただで食べられる。しかも無料で昼食に変更もできるので、とても便利だ。ヨットハーバーを一望できるこのレストランはローカルの人々にも人気があるようで、グループや家族連れで食べに来ている人が絶えなかった。バイキングの品揃えもなかなかよく、ポイントが高い。

しかし、我々は食いしん坊には程遠いグループで、かく言う私も朝食は食べない。せっかくここにきてもお茶を飲むくらいだ。普段から食の細い息子のKは、なれない食事ということもあって、ほとんど食べない。今考えると全くもったいないことをしたものだ。我々には宝の持ち腐れでした。

さてPホテルの総合評価ですが、ワイキキの喧騒から離れ、ゆっくりとした日々と、静かな夜を過ごしたい人には最適だと思う。全室オーシャンビューは贅沢でポイント高いです。低い階の部屋でも眺めはすばらしい。これは25階からのサンセット

Ca390061_3 そしてお決まりのワイキキからダイアモンドヘッドをとらえたショットCa390048_2

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